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コロナ禍で私はうつ?『うつ病』の10の初期症状を解説

私はうつ?うつ病の10の初期症状

うつの初期

だれでもストレスを抱えて、眠れないことはあります。問題が解決すればとくに気に病むことはないですが、人によっては完全にうつ傾向の人もいます。

ではうつ病の初期症状の10個とはどのようなものなのでしょうか?

まず第1として、睡眠障害です。
たとえばよく眠れない、早く目が覚めるまた二度寝をしたら起きられないという症状です。
それに加えて日中起きている時間であっても、我慢ができずにうたたねをしてしまうということです。

第2に妙に現実的な夢をみてしまった現実と夢が混同してしまうことがあるということです。

第3に食欲がなくて、がんと疑われるほど、がくんと痩せてしまいます。

第4に動悸がしたり微熱があることです。
風邪をひいたわけでもないのに、体調が悪いです。

第5に歯を磨こうとすると吐きそうになる症状がおこります。
これは喉のおくのほうに歯ぶらしが当たったわけでもないのに、吐き気を覚えるということです。

第6に頭が締め付けられるような痛みや首や肩がこります。
これも日ごろ疲れを感じる人も同じように感じるかもしれないですが、その痛みが休んでもとれないということです。

第7に首だけでなく目や耳、口が痛い、あるは手足や腰などどこでも痛くて苦しいということです。

第8にだるくてめまいがして、へんな汗がでる

第9に性欲が減退して生理不順もある状態です。

第10として曇りの日や雨が降ると体調が悪いということです。

このようなことがうつ病の初期症状といわれています

どれも思い当たるという人もいるはずです。つまりこのような症状の根本は自律神経の乱れによっておこることがあります。

深刻なうつ病になっていなくても、このような症状を感じることがあるというひとは、初期のうつ病になっている傾向があるということです。

もし自分が不眠で悩んでいるとか、いままで活動的だったのに無気力になってしまったとか、友人に不眠で悩んでいるとかよく眠れないという人がいたらそれはうつ病の初期症状かもしれないということです。

初期の段階でしたら、病院にいって、治療をうけたりするとはやめに回復することができます。

また自律神経の乱れを直すにはじつは、ヨガがいいとされています。
自分の呼吸に向き合ったり、ポーズをとっていくことで、血流がよくなったり代謝力があがっていきます。

なにより汗をかいて疲れることで睡眠障害が改善できるというのが大きいです。適度な運動と生活を見直すことから始めるのもいいでしょう。

 

うつ病のイライラがとまらない

うつ病のイライラ

うつ病と聞くと、元気がなくなって何もやる気がおきなくなる、といった症状を思い浮かべる人が多いようですが、イライラもうつ病の症状の1つとしてあげられます。

イライラが止まらない場合、何か良い解決法や改善法はないのでしょうか?

イライラの改善法の1つとして、呼吸法があります。

うつ病の人は、肩で息をしている人が多い傾向があります。

肩で息をすると胸式呼吸になってしまうのですが、この胸式呼吸は、交感神経の働きを優位にして心身を緊張させてしまう呼吸法です。

また、逆にストレスがあるから胸式呼吸になってしまっているとも言えますが。ストレスで胸式呼吸になり、胸式呼吸で心身が緊張してストレスになり、と悪循環に陥ってしまうのが、胸式呼吸です。

この、悪循環を断ち切るには、胸式呼吸ではなく腹式呼吸を心がけることが大切です。

腹式呼吸法は、副交感神経を優位にして心と体をリラックスさせてくれます。

脳に酸素が十分に届くと、ストレスを緩和する働きがあるセロトニンと言う物質が分泌されます。

セロトニンは別名、幸せホルモンと呼ばれています。
うつ病の人は腹式呼吸を心がけて、セロトニンを増やすことが大切です。

セロトニンを増やすことで、マイナスの感情が軽減します。

また、息切れが起きにくくなったり、よく眠れるようになるという報告もあります。その他にも、疲れにくくなる、便秘が改善する、胃腸の調子が良くなる、頭痛が軽減する、体内時計が改善するなども報告されています。

うつ病だけではなく、体調も良くなるでしょう。
体調が良くないと、それが原因となってイライラを助長させてしまうので、うつ病の改善には体調を整えることも大切なことです。

腹式呼吸のやり方ですが、まずは息をしっかりと吐きます。
呼吸と聞くと吸うことを意識しがちですが、まずは吐くことを意識してください。
嫌な気持ちも、息とともに吐き出していることをイメージするとベターです。

静かに少しずつ、口をすぼめて息をイライラした気持ちを吐き出しましょう。充分に吐き切ってから、今度は吸います。
吸う時は、お腹に手を当ててお腹を膨らませてください。

横隔膜を動かす気持ちで、呼吸しましょう。

腹式呼吸をすると、7~10cmくらい横隔膜が上下に動きます。
横隔膜が動くことで、お腹の動きも活発になって、便秘も良くなるでしょう。

吸う・吐くを5~10回くらい繰り返します。

寝る前にこの呼吸法を行うと、ぐっすりと眠れるでしょう。

イライラしている時は、胸式呼吸になりがちですが、そんな時こそ意識して腹式呼吸を心がけて下さい。

 

うつ病の改善・完治と再発について

うつ病の原因

うつ病にかかったと感じた場合は、医師に診て頂く必要が生じますが、精神科の医師に行くのがベストです。

ただ、うつ病と診断された後に改善させるやり方と称し、薬を延々と勧めてくる場合は違う精神科に行ったほうが無難です。
理由としては治療と称して、薬を押し付けている可能性が高いからです。

薬を出したりせず、熱心に話を聞いてくれる医師は、改善させ完治させようと考えている人なので信頼しても大丈夫です。

そして、1週間に1度程度、その医師の所へ通うことになりますが、それ以外の期間はゲームや読書など好きなことをして過ごしましょう。

うつ病の時は何もする気力が起きないのが特徴なので、自身の趣味に没頭できるなら、改善の見込みがある状況と言えます。

時間が経ちうつ病が改善してくると、何かをする意欲が自然と湧いてきます。
室内の清掃をしたり、台所やお風呂場の掃除をするのも悪くないです。

 

完治すると外でジョギングをしたり、車で運転して本屋で立ち読みなどもできるようになります。

近所の人が話しかけてくる場合もありますが、滅多に顔を合わせないことから、不安を感じているのが話しかけた理由です。

元気に返事を返すと、近所の人は安心してくれます。
就職活動をする場合は、医師からうつ病が治ったことを証明してくれる書類を書いてもらったほうがいいです。

履歴書にうつ病という言葉があると、面接官がすぐに辞めてしまうと考えて採用しない場合があるので、証明書はその対策に使います。

医師の権威は信用に値すると考えるのが一般的なため、面接官は納得してくれます。

仕事については、完治した直後はフルタイムでは働かず、バイトから始めたほうが無難です。

身体が衰えてしまったことから、8時間勤務に耐えられないのがその理由です。最初は4時間で、次は6時間と慣らしていけば8時間勤務も可能になります。

そして、無事に働けた時は、面接官も雇って良かったと満足する結果につながるので、時給を徐々に上げてくれる効果を期待できます。

 

うつ病の再発の兆候を感じた際は、すぐに休養をしたほうがいいです。

仕事をすることができないので、そのままでは周囲の足を引っ張ることになるため、家で休養をすることで改善を図ったほうが得策です。

ただ、会社に自身がうつ病で休んだ経験があることを伝えてある場合は、会社の同僚達が理解を示してくれている可能性があります。

その時は、ゆっくり休んでほしいと言われるので、気分的に楽になるはずです。そして、休んで気力が溜まれば、再び仕事に戻れるので大丈夫です。

 

きっとよくなる!うつ病の治し方

うつ病の治療

うつ病を発症してしまうと、自然治癒することはまずありません

医師の診察を受け、指示に従って家族の協力も含めた治し方を実践することが重要になります。

うつ病は休養と投薬治療によって徐々に治していく治し方が一般的です。
時間を掛けて快方に向かっていく病気なので、焦らず、ゆっくりと治療を続けることが肝要です。

 

まず、うつ病だと診断されたら十分な休養を取るようにしましょう。

仕事を持っている場合は職場に医師の診断書を添えて休職願を出し、長期的に仕事を休んで休養する段取りを付けます。

もし職場の理解がないのであれば、退職することも視野に入れる必要があります。

発症した原因にもよりますが毎日の仕事を続けながら完治させることは非常に難しく、さらなる悪化を招くことがほとんどです。

炊事や子どもの世話など家庭の仕事がある場合も、両親に手伝ってもらうなどして極力作業をしなくてよい環境を作ることが回復への近道です。
自分自身を休養させることがうつ病の正しい治し方なのです。

 

また、うつ病の治療は十分な休養を取るだけでは進行しないだけであって快方に向かわないことも少なくありません。

その場合は医師から薬を処方してもらい、投薬治療も並行して行います。

うつ病の治療に用いられる薬は抗うつ薬と呼ばれ、精神面に作用して心の平穏を取り戻すことを助けてくれるのです。

抗うつ薬として主に用いられるのは「SSRI」や「SNRI」、「四環系抗うつ薬」といったものです。

どれも情報伝達物質のバランスを整える作用があり、回復のための大きな力になります。

ただし、人によっては吐き気や便秘、下痢、喉の渇きといった副作用が出ることもあるので、そういった症状が現れた場合はすぐに医師に相談しましょう。

 

うつ病の治し方は休養と投薬が中心ですが、大切なことは家族の理解です。

うつ病になった本人は仕事を続けたいという希望があるはずですが、家族をはじめとする周囲の人間がその意見を押しとどめ、休養を優先させることを本人に理解させてあげなければなりません。

うつ病は仕事が原因で発症することが多いので、仕事を続けていては回復しないのです。

また、仕事をしていないからといって家庭内の炊事や洗濯、子どもの世話といった役割を強要させることも避けるべきです。

そういった役割を担ってしまうと体力面はもちろん精神面で十分な休養が取れず、回復が進みません。

周囲から見ると、本人は一見何もしていないように見えますが、それこそがうつ病の治し方なのです。

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