ビタミンＥの１０００倍！？赤いアスタキサンチンの秘密

ビタミンＥの１０００倍パワーのアスタキサンチン

私達が健康で若々しく生きていくためには、十分な栄養素を補給っていくことが大切です。特にビタミン類は大切で、中でもビタミンＥはアンチエイジングに効果的です。

しかし最近になって、アスタキサンチンと呼ばれる成分にも強い抗酸化作用があるとして注目されています。

そこで今回はビタミンＥよりも高い抗酸化作用を持つアスタキサンチンに関して説明していきます。

紹介する内容は３つのポイントとなります。

・１０００倍パワーのアスタキサンチンとは？

・アスタキサンチンの効果効能について

・効率良くアスタキサンチンを摂取するには？

１０００倍パワーのアスタキサンチンとは？

アスタキサンチンはサケ・エビ・カニなどに多く含まれているカロテロイドの一種で、自然界に広く分布する天然色素です。

カロテロイドの仲間には、ニンジンやトマトに含まれるβカロテンがあり抗酸化作用を持っていますが、この天然色素はβカロテンの４０倍もの抗酸化作用を持っているとされています。

その他に、抗酸化作用をもつ成分にビタミンＥがありますが、ビタミンＥと比較した場合には１０００倍ものパワーを持っています。

これはカロテロイド研究の第一人者である幹渉博士らのラット実験によって、二価鉄による肝細胞ミトコンドリアの脂質過酸化反応を抑制するパワーが、ビタミンＥの１０００倍にもなったと立証しています。

活性酸素は酸素が体内で代謝された物質の一部で、老化の原因でもあり生活習慣病やがんなどを引き起こす有害物質でもあります。

細胞が活性酸素の攻撃を受けることで細胞膜が破壊され細胞の機能が衰え、活性酸素がさらに細胞内の核にある遺伝子を攻撃すると、ガン細胞に変化する危険性もあります。

人体に大きな悪影響を与える細胞膜での脂質過酸化を防ぐためには、より高い抗酸化作用を持つ成分が必要であり、
ビタミンＥの１０００倍パワーを持つこの天然色素は今とても注目されているのです。

アスタキサンチンの効果効能について

この天然色素の抗酸化作用によって美肌効果・血管若返り効果・認知症予防効果などが得られます。

紫外線防止にアスタキサンチンを皮膚に塗ると、表皮で活性酸素のほとんどが除去され美白をサポートします。

さらにコラーゲンが老化するのを防ぐ効果もあるので、しわやたるみを防ぎます。

老化防止効果は肌だけではありません。体内の中、特に血管の若返り効果もあります。
ＬＤＬコレステロールの酸化を防いで血中脂質異常を予防します。この効果によって動脈硬化も予防することができます。

激しい運動をすると体内の糖質が優先的に使われ脂質が残りがちになります。この天然色素を摂ることで、
運動エネルギーとして脂質を優先的に使用するため、肉体的にも精神的にも疲労を回復させることができます。

糖質が優先的に使われるのを防ぐことで、脳のエネルギー不足である低血糖を予防できます。
低血糖は脳の疲労を招くため情報の伝達が上手くできなくなり精神的な疲労にもつながります。アスタキサンチンにはこれを防ぐ効果もあります。

運動後などには交感神経が活発になり血圧が上昇します。この色素には交感神経の働きを鎮め副交感神経を活発にさせる働きがあります。
従って自律神経を整えリラックスさせることができます。

効率良くアスタキサンチンを摂取するには？

ビタミンＥの１０００倍もの抗酸化パワーを持つこの天然色素を、効果的に摂取するにはサプリメントが効果的です。

サプリメントには、その他にビタミン類やミネラルなども含まれているので栄養バランスを整えながら摂取することができます。

１日に必要とされる摂取量は約６mgであり、サプリメントによって１粒の含有量は違います。１日２粒で必要量が補えるものもあれば１粒に９mgと高濃度で含まれるものもあります。

今注目されているものとしてはクリルオイルがあります。これは南極おきあみと呼ばれるエビの一種で、それから抽出した脂質成分がクリルオイルです。

クリルオイルにはアスタキサンチンが豊富に含まれるほか、ＤＨＡ・ＥＰＡ・えごま油などに含まれるオメガ３も含まれています。

オメガ３は血液をサラサラにする効果がありますが、酸化しやすいという弱点があります。

その弱点をこの天然色素が守るためオメガ３の効能を弱めることなく効果的に摂取できるのです。

クリルオイルを摂取するにはサプリメントとがおすすめで、１００%のピュアオイルをそのまま摂取できるものも販売されています。

クリルオイルは天然成分であり副作用などの報告はされていないので安心して摂取できます。

南極クリルビタミン「クリルオイル+10種類のビタミン」

まとめ